懸案になっていた勝手口の小デッキ作成、床と戸すりまでは完了。
いよいよ屋根に移っていきます。
いやいや悩みましたよ、セトリング対策。
単純に家側も柱を立てれば関係ないんだけど、見た目のスッキリ感や手間を考えると、どうしても家側には柱を立てず、外壁に直付けしてしまいたい。でも、そうすると、ログハウスならではのセトリングなる問題があって、ログは時と共に沈んで行くのです。つまり、柱の高さは変わらないのに、家に直付けした側が少し低くなってしまう、ということ。
どうするか一晩考えて、結論がこれ。
屋根部分のベースとなる枠を作り、家側はログに直付けするんだけど、柱側は長ナットで高さを調節できるようにしておく、という作戦です。
家側がセトリングで沈んできたら、それに合わせて柱側の高さを調整してやる、ってことです。
これでいけるでしょう。
今日はポタポタも収まったから、塗装もしちゃいました。
余った時間で、この上に掛ける屋根の下準備も少しやっておきました。
それはそうと、今回の写真は、いつもと逆方向から。ぼちぼちこっちの方が見映えがいい?
いよいよ屋根部分に突入です。
ホームセンターで金物を買ってきて、垂木をつけました。普通の家の建築で言ったら、「上棟が済んで・・・」っていったところ?
今日の写真のアングルは、遠景にしてみました。
お隣の別荘の敷地にちょいとお邪魔してパチリ。
こうやってみると、なんか小っちゃく見えて、少し悲しい。
引き続き、野地板・破風・鼻隠しその他、屋根葺きの準備。写真にはないけど、ルーフィングも貼っちゃいました。
いよいよこの後は屋根葺き。
それと、破風の色はやっぱり白??
昨日ちょちょっと塗っといた破風もあらかた乾き、今日、いよいよ屋根を葺きました!
屋根材は、家の屋根を葺いた時のあまり。ちょっと継ぎはぎだけど、雨漏りはないでしょ。
今回のデッキの屋根は、元々の家の屋根の下に差し込んである形。で、その間のクリアランスが30センチってところ。
それと、脚立をかける地面は、屋根から落ちた雪が山盛りの氷になってて、超デコボコ&ツルツル。
という訳で、上の方を葺く時は、狭いところにかなり無茶な体勢での作業だった。
我ながら良くやったもんだ。
これで完成!と思いきや、そうそう、まだ階段をつけてなかったんだっけ。
まあ、あとは地面のレベルを合わせて土台を入れさえすれば、その上に取り付けるだけなんだけど。
でも、地面、あいかわらず凍ってるんだよなあ・・・。
今日は階段をつけて・・・やったーできたよーー!
どうよ? どうなのよ??
きゃーすてきよそれほどでもないさあははやめなさいこらひとがみてるじゃないかそんなことするんだったらこっちだってそれそれえーー
とまあ、そんなカンジ。
でもまあ、半月やってた計算。←3〜4日で終わると思ってたんだけど(笑。
結局、材料は、ほとんど手持ち(家を建てたときに大工さんに残していってもらったヤツ)にて作成。
で、いくらかかったんだろ? ちょいと調べてみました。
買ったものは、
束石 ¥950×4=¥3800
2×6(防腐処理済/L=3640) ¥1780×4=¥7120
金物(垂木用) ¥100×18=¥1800
金物(セトリング対策) ボルトやら一式¥1100
屋根 水切り金物 ¥2457
こんなところ。合計で¥16277−。
使った手持ちのを、あえて金額を類推してみると、
角材 2×4(L=3640)相当で、たぶん2〜30本ぐらい
⇒ちょっとわからないけど、2万円でお釣りがくると思われ。
屋根材 ガルバニウム 5u分ぐらい
⇒これは相場自体がわからない・・・
ルーフィング 同じく5u分ぐらい
⇒これも金額不明・・・
塗料 オリンピックデッキステイン(9660円/缶)を半分弱
⇒おおむね五千円ってところ?
こいつらを入れて、あと、ビス・釘とかも含めて、トータルでアバウト5〜6万ってところかな?
かなり怪しい計算だけど。
ま、半月楽しめました。そして、我らが「常に未完成の家」もひとつグレードアップしました。
この辺が大切だね。
さて、勝手口デッキを作った冬が終わり、春夏と過ぎるあたりで、気が付くとかなり束石が沈み、デッキが傾いてしまっています。ひどいところで30mm近い落ち込みが。
そこそこ深く掘ったつもりではいましたが、やっぱり真冬の束石工事は無理があったかなあ?
さすが素人の突貫工事。はは。
秋になり、もうこれ以上沈まないというところで、修正工事をしました。
束石と柱を止めているビスを外し、車のジャッキでデッキの水平が出るまで持ち上げます。
柱が浮いた分、補正材を突っ込んで完了!
あはは、ホントに間に合わせの修正だ。
たぶん冬になったら束石がまた持ち上がって、今度は補正材を入れた分だけデッキが持ち上がっちゃうんだろうけど、今回はこれで様子を見るとしますか。
あんまりひどければ、来年束石の埋めなおしをしなきゃいけないかもしれないけどね。
(TVアンテナ取り付けDIY へ続く)