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"常に未完成の家" DIY的家作り LOG note

『八ヶ岳物語』応援プロジェクト 看板の製作

家族ぐるみの友人が、この6月、念願の自分の飲食店を始めます。
これは心から応援したい。
私に何ができるか−−やっぱり日曜大工でしょう。
そうは言っても、ほとんど居抜きで店舗を借りたので、お店の形は既に出来てしまっています。
そこで頭に浮かんだのは、お店の看板。
作ったことはないけど、工具はあるし、だいたいの製作イメージもわかります。
素人ではありますが、繁盛するよう願いを込めて作ってみせよう!

2012年4月20日 看板製作、始まりはじまり〜


知り合いの建材屋の健さんにお願いして、看板に使えそうな材を持ってきてもらいました。

店の正面用に長さ約2mを1枚と、駐車場用に1m50cmを1枚。
それぞれ厚み50mmの一枚板です。

うおお、こりゃ失敗できないぞ!






文字の墨付けのために、まずは店名を印刷した紙を貼り付けます。

A4一枚に1文字、目一杯大きく印刷してみたけど、まだ小さい。
結局それをコンビニに持ち込み、A3に拡大コピーしました。

うん、こんなバランスでしょ。






それをボールペンで強くなぞれば材に跡が残って−−の筈だったんだけど、乾燥防止の為に蝋が塗ってあって、全く跡が残らない。

仕方がないので、カッターで強めに文字を切り抜いて、材に跡をつける作戦に変更。

流石にこれならバッチリ。





材に全文字の跡をつけたら、紙をはがし、材に残した跡を鉛筆でなぞります。

これは「物」の字。
ちょっと見づらいけど、作業するには充分。

と、今日はここで時間切れ。
次はGWが明けてからになりそうです。



2012年5月8日 いよいよ文字を彫る!


忙しかったGWも終わり、今日はいよいよ看板製作用に時間を取ることができました。

この間は文字の墨付けまでやっていたので、今日は集中してトリマで字を彫っていきます。

ミスったらアウト、適宜一服を入れて集中力を維持しながらの緊張作業!





文字を彫り終わったら、表面の蝋をサンダーで取ってしまいます。
そのままじゃ塗装できないもんね。

ざっとこんなカンジ。
友人の希望により、右側の「with WANCO」は取ってしまいました。

幅1m80cm、堂々たる面構えになりました

2012年5月20日 小さい看板も製作


さて、こないだの大きい方はお店の建物に取り付けるやつですが、もうひとつ、駐車場の入口、道沿いに付けるものも作っちゃいます。

こっちは「with wanco」の文字まで入れて、だいたいこんなイメージを両面に。

今回は先に(乾燥防止に分厚く塗ってあった)蝋を先に取ってしまって、それからの作業です。




やっぱり文字を彫るのはキンチョー!!

今度のはモノが小さい分、文字まで小さ目なのでほぼ一発で決めないといけません。

うーん、肩がこるなあ。

休みの日に集中して両面とも彫っていきます。





休みを3日費やし、両面とも墨付けから彫りまで完成しました。

この距離で見ると結構いいじゃん(笑。

ま、でもだんだん上手くはなってきてます。

あとは塗装です。
友達に聞いて、色をどうするか打ち合わせしなきゃ。


2012年6月3日 塗装完成!


雨さらしになるものなので、3度塗りまでして塗装完成!
と思ったら、オレンジで色を落とし込んだ部分を白に、との要望があって、ここからまた塗ってるんだけどね。
白にしてみたら、やっぱりそっちの方が良かった。
オレンジだとちょっと見づらいもんね。

話は変わるけど、看板製作に使っているこの場所、薪小屋です。えーと、この時期ホントならここは薪で埋まっている筈なんだけど、こんなことやってたりするので今年は全くやってませ〜ん。
ま、なんとかなるでしょ。あはは。

2012年6月7日 看板取付け!

オレンジだった文字も白に塗り替え、いよいよ看板を取付け!


大きい方の看板(建物に付けているやつ)が半分しか映っていないけど、まあ許してください。
どうよ?
こう見るとなかなか立派、かな?
これで少しでもお客さんが入って繁盛のきっかけになることを祈ってます。
これを見ている人で、この看板を見かけたら是非お店に寄ってくださいね!

カレー&カフェ 八ヶ岳物語 with wanco
〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町10149-16 (地図



ショップカード製作DIY へ続く)