いよいよ大仕事、屋根葺きDIYであります。
会社の仲間と、監督として知り合いの屋根屋さんに声をかけ、総勢5人の助っ人を確保!!
梅雨に入る前に一気にやってまえ体制であります。
(まあ、Kパパもそうだけど)仕事柄、屋根をいじるのはお手のモノの助っ人は本当に心強い。
途中の雨が心配だけど、2日もあれば終わるでしょー。
この日は、屋根屋さんが下準備で水切り金物を廻しておいてくれました。(写真)
屋根のへりにコレを付けておくことによって、屋根から伝ってきた水が、建物に伝わることなく下に落ちてくれます。重要な部分ですが、人数は要りません。
それと、ついでだからといって、ルーフィングに釘打ちラインも墨出ししてくれました。
屋根材は野地の下の垂木目指して釘を打って止めていくんですが、この墨がないと釘打ちの位置が分かりません。逆に、この墨があれば、パンパカ釘を打っていけば良いってことになります。
こういう一人で出来る下準備は、何も言わずに前日に済ませておいてくれる−−やっぱりプロの屋根職人は違うなあ、と。
コレだけでも呼んでよかったなあ、と、妙に自分の鼻息の荒さを反省したKパパでありました。
いよいよ屋根葺き当日!
屋根材はガルバリウムの一文字葺き。
普通は屋根の端から端までの長〜い平鉄板を組んでいくんですが、
自分達で葺くと聞いた工務店さんが気を使って、
4mぐらいの長さ毎に組んでいくタイプを用意してくれていました。
お陰で屋根材を上に上げるのは楽になりました。
(その分、組んでいく作業は増えちゃったけど…)
さて、ガルバリウムの屋根葺きの原則は単純です。
水が入り込まないように折り返しがあらかじめ成型されているので、それらを噛み合わせながら葺いていけばOK、というものです。
基本は水下から一段づつ。
成型されている折り返し同士がしっかり噛み合うように位置決めし、釘で止めていきます。
屋根の両端、天窓や煙突まわりの処理は、現場合わせで折り返しを作っておさめていくことになりますが、作業の大半は位置決めと釘打ち。
ヨイショ (次の鉄板をセット)
↓
コンコン (ゲンノウで軽く叩いてきっちり噛み合わせ)
↓
トントン (釘打ち! 釘打ち!! 釘打ち!!!)
ひたすらコレです。
詳しくは、のページで仕組み・方法など解説していますので、参考にしたい方はそちらもご覧ください。
あとは、屋根材を重ねていくうちに水平のズレがでないように、ときどきチェックすることもポイントです。
ちなみに我が家の屋根は5寸勾配。
(水平距離10に対して垂直距離5となる勾配。)
ログハウスにしては緩い勾配ですが、見た目のゆとり感を重視した、私のこだわりのひとつです。
この勾配なら、屋根上を普通に歩けるので作業もはかどります。
一日目の午後は夕立に降られて作業がストップしましたが、二日目の午後には完成!
手伝ってくれたうっし〜、なかのっち、さいとーさん&あっこさん、そして宮坂のおじいちゃん、
本当にありがとーー!!
家が完成した暁には、いつでも遊びに来てくださいな。
雨漏りした暁には、いつでも呼びつけるからね。 ←ウソ。はは。
完成風景はこんなカンジ。本当に「家」になってきました。うんうん、いくら眺めても飽きないな、コリャ。
(外壁塗装DIY へ続く)