延々とDefender110 Hi-Capを待つこと五年。
お願いしている車屋さんも忙しく、なかなかナンバー取得まで行きません。
私の方の諸事情も積み重なり、Defender110 Hi-Capはついに断念することにしました。。。
ずっと代車を貸してくれていた車屋さんにも申し訳ないのですがさらに無理を言って、代わりに同メーカーのDiscovery 2 (平成15年式/走行4.5万km)を貰うことになりました。
そして年が明けてすぐに納車。
かなり綺麗な車で、快く相談に乗ってくれた例の車屋さんには感謝感謝です。
でもまあ、ディスカバリーといえば高級車ですよ。
最新モデル(Discovery 4)だと新車で七百万ぐらい?
私のは二個前の型になる訳ですが、新車価格は当時で四百万越、結構なクラスのお車な訳で。
いろいろとやりたいことはありますが、まずは気合を入れてガラス系のコーティングをしちゃいましょー!
さてこのディスコ2、高級車だけあって元の塗装は素晴らしく、離れて眺める分にはキレイなんですが、接近してよく見てみると細かい傷やら、塗装のくすみなんかが目につきます。
10年落ちの車ですからね、ある程度はしょうがない。
まあ、ここから綺麗に甦らせてやりますとも。
むふふ(^^)
と、軽く洗車から始めてみたんですけどね。
この日の朝の最低気温、マイナス8℃。
日差しの暖かい良く晴れた日なんですが、洗車を始めた9時の時点でも当然まだ氷点下、水をかけて目を離すとあら不思議。
かたっぱしからバリバリに凍ってますがな。
これは長期戦になりそうだ( iдi )
なんとかシャンプー洗車を済ませ、気温が上昇するのを待つことしばし。13時でどうにか零度まで暖かくなりました。
さて次は、ネットで見かけた「大概のコーティングを落としてしまう隠れた最強洗剤」こと、水アカストロングバブル
。
気になってたコイツで再度念入りに洗浄。
下地作りは大切なのですよ。
念を入れた二回目の洗浄が終わったところ。
ふき取りをしていないのでどこまで変わったかは判りませんが、これでほぼ確実に余計なものは落とせたでしょう。
しかし、初めに洗い始めた後ろの方、また凍ってるんですけど。。。
お次は鉄粉取りのネンドをかけます。
ボディに素手を滑らせてみると、ぽちぽち鉄粉があるんですわ。
鉄粉取りシャンプーも考えたんですけど、よくよく調べてみたらあれって「鉄粉の錆部分を融かして、鉄粉を取れやすくする」もので、100%ではないようで。
結局この寒い日にホースで水を流しながらネンドです(涙
かじかむ手を酷使しつつ、道行くスキーヤーの視線も気になりつつ、どうにかこうにかネンド終了。
うん、鉄粉は取れてスベスベ、これでコンパウンドをかけても大丈夫だね。
そして、やっぱりボディは少しくすんでいる模様。
やっぱりコンパウンドで研磨は必須だね!
車を表の道に出し、陽のあたるところで凍った水分を融かしつつ、時折ふき取りしつつ、一服しつつ。
気温はまた既に氷点下、この先夕方、夜に向けて下がっていく一方だけど、お日様の力は偉大なのですよ。
まあ、コンパウンドをかけるのに水分は邪魔モノ。
大事な工程です、というか、こんな極寒期にやるなよというか。
(だってしょうがないじゃんかーー)
さてさて、今回使うコンパウンドは、3M ハード・2-L
。
超微粒子目で軽度のダメージ〜最終仕上げ用、定番中の定番らしいです。
ただコイツは普通に買うと750mlも入っていて、高い。
プロならいいんだけど、素人が自分の車に使うには多すぎるんだよね。ウムムと思っていたら、楽天のショップで小分けして売っているところを見つけたので、これ幸いとそこで買ってみました。
そして、ポリッシャーはないんですが、木工用のコイツが使えるんじゃないかと。
そう、私の隠れお気に入り、ボッシュのランダムアクションサンダー君です。
確か説明書に書いてあったような気がしていて、見てみたらなんと、オプションバーツにポリシングスポンジやら羊毛ボンネットやらが純正で用意されていて、これは車でも使ってみるしかないでしょー!
陽も傾き出した15時。
ようやく水気が取れたので(完璧じゃないけど)、
車庫に移動してマスキング開始。
写真は途中なんだけど、この先は日没との競争になってきちゃって写真がありません。ごめんなさい。
研磨中の写真とか載せたかったんだけど。。。
結局、屋根と後ろは翌日回しになりましたが、ボンネットとサイドはコンパウンド研磨が終わりました。
これは撮影用に車庫から表に出したところです。
雪景色がキレイ……じゃなくて、磨いたところはさすがにキレイになってます。
うんうん、満足。(まだ終わってないけど)
これは少しアップ気味で撮ってみました。
日没間近なのもあるけど、紺色の車体が黒い鏡面に見える。
凄いね、コンパウンドって。
いやいや、それほどでもー。
むふふ。
なんて1人でやっていたら真っ暗になって後片付けが大変でした。
続きはまた明日頑張ろう。
明日も予報だと気温は今日と同じぐらい。
ま、冬だし、仕方ないか。
さあ二日目の今日は、昨日やり残したリアと屋根の研磨から。
リアはさっくり終わったんだけど、問題は屋根。かなりの広範囲で塗装が焼けちゃっています。
ここまで来てたら再塗装が本来なんだろうけど、「ま、とりあえずは目立たなくなればいいや」てな方針で、物は試し、男は度胸でガンガン研磨してみました(^^)。
写真は研磨後、真っ白だったヤケのふちをかなりぼかすことができました。
ま、とりあえずはこれで良しとしましょう。。。
これでひと通り研磨は終了、あとはコンパウンドの残留脂分を落としてやればコーティングに入れます。
方法としては、軽くシャンプー、なんだけど……。
でもさあ、また凍るんだよねー。
という訳で、ちょい手抜き。シリコンオフでお茶を濁しちゃうことに。これって塗っていくだけで脂分を落とせるから、これでいいよね???
そしていよいよガラスコーティング剤の登場です。
どんどん、ぱふぱふー。
いろんなコーティング剤が出てるけど、ネットでの評判を見て、コイツにしてみました。
ツヤエキスパート
です。
性能は上、値段は下、というスグレモノらしい(^^)
せっかくなのでビフォーアフターの写真を撮ってみようかと。
三脚をセットし、同じアングルでの写真で比べて見ましょ。
これはツヤエキスパート前(コンパウンド研磨・シリコンオフ後)の画像です。結構キレイですな。
これから作業開始、取説を再度読み返して確実に作業、と。
なになに、塗布後の乾燥時間は冬季(10℃以下)20〜25分か。
うーん、気温は氷点下なんだが25分でいいのだろうか???
これがツヤエキスパート施工後。
うおーキレイになったぜえって感動してたんだけど、こうして写真で見比べてみると違いが判らんぞ。。。
(クリックすると拡大して、前後の写真を切り替えることが出来るので皆さんも違いを探してみてください)
しかし1パネルごとに作業っていうけど、馬鹿正直に「塗布→25分待つ→拭き取り」を全パネルやってたら何時間かかるか分からないので、初めの1パネルの実験の後は、5分間隔で塗布していって、25分経ったら五分間隔で拭き取っていくという5パネルセット作戦でやってみました。単純作業かと思ってたら結構アタマ使うのね。
まあ、ツヤエキスパートでツヤがエキスパートになったかはさておき、これで無事コーティングまで完了です。
何故か恒例の裏庭で再び撮影。
うんうん、充分キレイだわ。この距離で見ると十年落ちの車とは思えないでしょ?
一連の作業前とは一味違ったクルマになりました。
屋根のヤケも目立たなくなったしね。
大満足、かな。
角度を変えて後ろから。
おーキレイになったなあ。
やっぱりツヤはエキスパートかもしれぬ。
春まではあんまり洗車をしてやれないけど、頑張ってね!
追伸
リアバンパーに「LAND ROVER」のアルミステッカーを貼ってみちゃった。結構よくない?